「特上かりがね」は、堀川園の質の高い深むし茶から採取される茎を使った、香り高いくき茶。上質の深むし茶から選別された茎のみを使用した希少な商品で、ご進物にもご利用いただけます。
「かりがね(雁の音)」とはもともと玉露から選別される茎の呼称です。当園のくき茶は玉露ではありませんが、この古式ゆかしい茎茶の通称から借りて名付けました。
当園のくき茶は、茎茶の独特の香を生かしつつ、荒茶を細かくしたものを混ぜることで、旨みと水色を楽しめるようにしています。
見た目はトロット濃いのに、味はさっぱりしています。
荒茶から約3~4パーセントしかとれない粉茶で、細かな「芽粉(めこ)」と芽の表皮である「浮葉(ふわ)」のみで作っています。
一般の安い粉茶やティーバッグにありがちな、茎の表皮の「毛葉(けば)」を切断したものは入っていません。
二次加工の毛葉の切断粉ではなく、一次加工の段階で出た正真正銘の粉茶で、嫌味もありません。
原料の特徴を活かすドラム式方焙じ機で、丁寧に炒った香り高いほうじ茶。
堀川園では焙煎香を上げるため、くき茶をブレンドしています。
焙煎工程でカフェインは減少し、またアロマ効果や血行促進効果のあるピラジンが生まれ、ホッと安らぐひと時を演出してくれます。
黒く炭化したような強烈な焙煎ではなく、品の良い甘い香りと、キツネ色と明るい茶色の中間色を目安に焙煎しています。
番茶を使わず煎茶だけで作ったほうじ茶で、上質かつお得なものとなっています。
当園の深むし茶へ上玄米をブレンドすることで、香ばしい香を持たせた商品です。
ブレンドするお茶は上記以外にもお客様のご要望に応じて承っていますが、お茶をそのものの品質を楽しみたい上級の深むし茶や、焙煎香に特徴のある茎茶とのブレンドはあまりお薦めしません。
おススメは「喜鶴」、「くりばら1号」、「くりばら2号」の玄米茶です。
販売価格はそれぞれお茶の価格と同様、抹茶入りも同じ価格でお求めいただけます。